PlayStation Mobileが10月3日(水)から開始予定に


 10月頃に開始予定としていた、『PlayStation Mobile』(PSM)ですが、10月3日(水)より提供開始すると、公開されています。

PSMは、PlayStation Certifiedデバイス上で動くゲーム群もしくはそのプラットフォームのことを指します。つまり、PS VitaやXperia上で同様に動くゲームが提供されるということです。

 肝心の日本で発売されているPlayStation Certifiedデバイスは以下の通り。

●スマートフォン

  • docomo Xperia arc SO-01C
  • docomo Xperia acro SO-02C
  • au Xperia acro IS11S
  • docomo Xperia PLAY SO-01D
  • docomo Xperia NX SO-02D
  • docomo Xperia acro HD SO-03D
  • au Xperia acro HD IS12S
  • docomo Xperia GX SO-04D
  • docomo Xperia SX SO-05D

●タブレット

  • Sony Tablet S
  • Sony Tablet P
  • Xperia Tablet

ゲーム機

  • PlayStation Vita

 世界的に見ればメーカーとして、HTCやASUS(エイスース!)やWikipadがPlayStation Certifiedデバイスを出荷しています。ただし、日本では白ロムスマホなどをゲットしない限り使えることはなさそうです。(例えば、海外のHTC OneシリーズはCirtified端末だけど、派生かつ日本独自モデルであるHTC Jは違うなど)


 公式ページでは、リリース予定のゲームタイトルと価格などを公開しています。明日のために、ちょっと予習してみてはいかがでしょう。

 自分は『クルトン』をVitaやGXで遊んでみたいです。

●関連サイト
PSN『PS Mobile』紹介ページ
開発者向け『PSM』紹介ページ

●Vita関連製品

Xperia GXをMHLでつなげて出来たこと:前編・準備

 さて、Xperia GXで出来ることはまだまだいっぱいあります。MHL機能もそのひとつ。テレビやディスプレーにつなげて何ができるか、試してみました。

MHLってなにさ

 ウィキペディアによれば、

 MHL(モバイル・ハイデフニション・リンク、Mobile High-definition Link)は、米Silicon Image社が開発した携帯機器向けの高速映像伝送用のインターフェース規格である。
 MHLは、非圧縮なまま1080p, 30fpsの動画データを3端子で伝送でき、実際には5端子を持つUSBコネクタを流用する。差動伝送技術「TMDS」を使用して1対の信号線により動画映像情報と音声情報を最大2.25Gbit/secで伝送する。また、差動対の片側1本により制御信号を送る。
 USBコネクタを使う事で、携帯機器側にMHL専用のレセプタクルを設けずにUSB/MHLの併用として小型化を阻害せずに済み、USB本来の電源端子よりMHL親機から携帯機器を充電することが可能になる。制御信号によりHDMIのCEC機能のような制御の実現が可能になる。

引用元:ウィキペディア – MHL

 つまり、「MHL対応スマホはマイクロUSBを端子からHDMIで画面を出力できるよ」というものです。Xperia GXはこのMHLに対応しているわけです。

 2012年の夏スマホだと、Xperia SXやAQUOS PHONE ZETA、HTC J、ARROWS Aなどが対応しています。別途マイクロHDMI端子を搭載する必要がなくなるので、今後のスマホにも搭載されることが期待されます。

準備するものは?

 MHL対応スマホは当然として、ほかに何が必要かというと。
●MHL変換ケーブル(マイクロUSB→HDMI変換)
ELECOM MHL変換ケーブル 2.5m ブラック MPA-MHLHD25BK

 自分はエレコムの『MPA-MHLHD25WH』を購入しました。理由は対応機種にXperia GXが挙げられていたこと。マイクロUSBを同時に挿入できるので、端末を充電しながら利用出来るからです。あとで詳しく書きますが、ストリーミングなどWiFiで動画を楽しむ場合、電池は猛烈に減るのでこれは絶対に必要です。

●(環境によっては)DVI-HDMI変換アダプタ
ELECOM HDMIアダプタ AD-DTH

 これまたエレコムの『HDMIアダプタ AD-DTH』を利用、テレビへの出力の場合は先ほどのケーブルだけで接続できますが、PCで使っているモニターなどへの出力の場合、DVIに変換してやる必要があります。自分はOptimus Padの出力実験の時に買っていたので、新規に買う必要はありませんでした。

ちなみに……

  以上で、できるわけですが、Xperia GXの公式サイトによると公式に『TV ドック SO13』も発売されているようで、こちらを使えばよりカッコよくMHLの環境を構築できるようです。ビックカメラでGX購入時に聞いてみたのですが、このようなオプション品はドコモショップでないと扱ってない模様。確認してみたら、docomo online shopでも購入可能です。ドコモショップに行く暇がないときはこちらを利用するのも手です。

 さて、後編では以上の準備をもとに実際に使ってみたレポートをお送りします。(本当はひとつの記事にまとめたかったのですが、意外と長くなってしまったので……)

 お楽しみに。

Xiトーク24をXperia GXで使いはじめました。


 Xiにしたら契約したいと思っていた、いちばんのもの。それが『Xiトーク24』! 基本料金に700円プラスして、ドコモ契約者との通話が24時間無料になります。

 具体的にいえば、FOMA、Xiのプランで契約している人です。まあ、movaは停波してしまいましたし、実質ドコモユーザー全体が対象です。値段も700円と言いますが、

  税込みで700円のようです。

 値段の話になりましたが、そもそもこのプランはお得なのか、考えてみたいと思います。もっとも懸念されるのは、よくかける相手がドコモユーザーかどうかです。けれど、それだけなのか。

Xiの通話料金体系の落とし穴

 自分の場合、『Xiトーク24』はGXを買った8月9日からではなく、9月からの契約にしておきました。その結果が以下の写真です。
 9〜31日で、2020円。だいたい48分間通話したことになります。(もちろん家族は除く)

 さて、23日間で28分というのは1日約2分という計算になります。FOMAならば1日2分以上かける場合は30秒18.9円、無料通話料55分間ぶんのついた『タイプS バリュー』が最適なわけです。ですが。。。

 なんと、現存契約可能なXiの料金プラン『タイプXi にねん』『タイプXi』はどちらも30秒21円。しかも、無料通話分なし。これはFOMAでいうと、家族内でしか通話しない人や、メールやウェブの利用が多い若者層向けのプラン『タイプSSバリュー』に相当します。(基本使用料は違いますが)

 つまり、「電話をめっさかけるってほどでもない、でもかけないこともない」という人は、Xiにすることによりかなーり通話料金がお高くなるということです。

 そうなると、できる限りの手段を講じて通話料を減らしていきたいと思うはずです。なので、とにかくXiのオプションプランを試していきたいと思います。(電話番号が変わっても良いなら、ウィルコムのPHS買った方がお得です)

 700円プラス分のもとをとるには、家族以外のドコモユーザーと16分会話すればいいという計算になります。そう考えると、けっこうすぐもとはとれそうな気がします。

使ってみて

 ここからは話が逸れるのですが、使ってみて少し気づいたこと&やってみたことをご報告します。

 まずは気づいたこと。ドコモの人にかけると、コール音が鳴る前に変な音が鳴るようになりました。変な音というのはコチラ。

 YouTubeでアップしている方がいらっしゃったので転載させていただきました。そう、「ティロリロ(機械音っぽい) ドコモ」という、CMかなにかでも聞いたことのあるあの音です。

 これがけっこううるさい。何がって、最初の機械音。耳元でやられるとかなり不快です。

 Xiトーク24の有効を確かめられる、という意味ではすごく理にかなった仕様なのですが、音が悪すぎる。この音でOKを出した部署は耳元でこれを聞いたのか。理解に苦しみます。

 つぎに、自分なりに工夫してみたこと。

 かけてからは、コール音前でわかるのですが、かける前もわかると良いですよね。そこで電話帳の項目をいじって対処しました。
 デフォルトだと、「自宅」とか「携帯」とかなる電話番号のラベル。よくご存じの方ならいまさらですが、このラベルは自分好みの文字列に変更できます。

 つまり、相手がドコモユーザーだと分かっている場合は、ラベルを『ドコモ』など一発で分かるものにすればいいのです。そんなの分からないという方でも、キャリアメールが分かる相手なら、『XXXXX@docomo.ne.jp』になっている人を探せばOKです。ヒントがない場合も、1回かけてみたり、何らかの方法で聞いてみたりするのがいいと思います。

 さて、これからXiトーク24を駆使して、通話料は安くなるのか。10月頃に報告したいと思います。こうご期待!

●関連サイト
『Xiトーク24』ドコモ公式ページ
『タイプXi にねん』ドコモ公式ページ

Android 4.0の画像編集機能をXperia GXで試す


 前の記事で「Xperia GXの写真が高性能すぎてヤバイ!」と、書きました。写真といえば、撮るだけが楽しみじゃありませんよね。やっぱり、良い写真はSNSで投稿したり、投稿する前に少し編集したり。

 今回は、そんな編集の部分をご紹介。

ふと、Android 4.0の編集機能を思い出す

 このブログの“今日のお気に入り”の記事では「アップする写真は加工してから」というのを心掛けています。Xperia rayまではFxCameraを入れておいてガンガン編集していたわけですが、GXにはまだ入れていませんでした。

 そこで、ふとAndroid 4.0からは標準で画像編集機能があるのを思い出しました。ものは試しと、特別なアプリを入れないで、どに程度の編集ができるか試そうと思ったわけです。

意外に凄かった

 とりあえず、調整項目を列挙してみたので読んでみて欲しい。

 ■明るさ調整

  • フィルライト
  • ハイライト
  • 自動露出補正

 ■特殊フィルター

  • クロス現像
  • ポスタリゼーション
  • ロモ調
  • ドキュメンタリー
  • ビネット
  • フィルムグレイン
  • 魚眼レンズ

 ■色彩調整

  • 暖かみ
  • 彩度
  • モノクロ
  • セピア
  • ネガ
  • 色合い
  • ネガ刷り
  • 落書き

 ■その他

  • トリミング
  • 赤目
  • 美顔
  • 日焼け顔
  • 傾き
  • 回転
  • 反転
  • シャープ
  •  ともかくスゴい種類の編集が可能だ。もちろん画像編集を専門としたアプリや、人気のInstagramなどには敵わないと思うが、手軽に編集する分には十分すぎる。

     特に、『美顔』とか『日焼け顔』なんて効果は日本っぽくてビックリしました。Android 4.0はAndroid女子部とかを賑わすアプリになるのかー、なんて。

     呼び出し方法もカンタンで、編集したい画像を表示させて、メニューから呼び出すだけだ。開発メーカーが何らかの理由もしくは独自実装していない限り、この機能は有効なはずなので、Xperia GXなど2012年夏スマホを買ってホクホクしているユーザーはぜひ試してみてください!

     自分はとにかく“今日のお気に入り”記事の方は当分この機能で編集していきます。適用効果も明記するので、ぜひご確認を。

    ●関連商品

Xperia GXの写真性能がお気に入り

 さて、買いましたよ、Xperia GX! いろいろな諸事情があって、レビューできるタイミングが遅くなってしまいましたが、ものすごく満足しています。

 今回はファーストインプレッションということで、GXならではな点、気に入っている点をピックアップしたいと思います。

カメラ性能&画面解像度

 『大きいは正義』の領域です。操作性という意味では、確かにSXにひけをとるところはありますが、やはりカメラとの組み合わせを考えると、でかい方がいいな、と実感します。

 GXは画面解像度が1280×720ドットのいわゆるHD液晶を搭載。323ppiという密度はRetina DisplayでおなじみのiPhone 4Sとほぼ同等です。これがけっこう重要で、ウェブ閲覧からメール作成に至るまで、やはり文字がくっきり読める方が使いやすいです。

 さらに約13メガピクセルの裏面照射型CMOSセンサーの背面カメラと組み合わせれば、デジカメ顔負けなキレイな写真を撮れます。撮った写真もさきほどいった密度の濃い液晶で見ると、さらにキレイに見れます。

 このあたりは、テレビ部門とカメラ部門をいっしょに持っているソニーらしい出来だと思いました。

よく写真を撮るようになりました

 やっぱり、どんどん写真を撮るようになりました。例えば。。。
 先日、談合坂SAで撮った写真。

 暗いところでもけっこうちゃんと写っています。Xperia arc世代からソニモバはExmor Rセンサーを採用していますが、arcと同世代のrayよりも写りがいい気がします。

 某吹奏楽部の打ち上げでいった、シェイキーズでの写真。そんなに暗い場所でなかったのですが、色はいまいち?

 某演劇部でいった桃狩りの帰り道。屋外の晴れた場所で撮ったものです。

 全体的に色を鮮やかに見せすぎず、といった感じでしょうか。Xperia GXのモバイルブラビアエンジンをONにした状態だと、けっこう鮮やかに見えたりします。

撮った後も楽しめます

 撮った写真にジオタグをつけておくと、『ギャラリー』改め『アルバム』アプリで、地図とあわせて確認できます。

 Macユーザー的にはiPhoto的でおもしろい。ここで撮ったんだなぁ、と分かると写真撮影がより楽しくなります。Evernote Foodもそうですが。最近、写真×位置情報がマイブームです。それで1本記事を書こうかなぁと考えています。

●追記
 フルに使っていると電池のもちが少し気になるところです。Xiが急激に電池をくっている印象は少ないですが、念のためモバイルブースターが手放せません。

●関連商品

Xperia GX & SX購入手続き前に、準備しておきたいこと


 Xperia GXが8月2日(木)、Xperia SXが8月3日(金)、に予約開始。それぞれ翌週の8月9日(木)、10日(日)に発売予定と決まりましたね。

 自分もそのひとりですが、Xperia GXはもっと早く発売されると思い(っていうかそもそも7月発売予定という発表だった)、さらにSX購入希望者にとってはきっともっと遅くに発売すると思っていたでしょう。

 まあ、なにはともあれ無事発売してくれるのはいいことです。そんなわけでGX購入者もSX購入者もいまいちどできる限りの準備をしておきましょう。

Googleアカウントの取得or確認を

 これがないと始まりません。端末をゲットして最初にやった作業がGoogleアカウントの作成だったりしたら、かっこわるいです。

 特に注意しなければいけないのは、既存のスマホユーザーのみなさま。Google大好きなハードユーザーなら大丈夫ですが、初期設定時にしかGoogleアカウントを触ってないなんてざらにいます。うちの母がそうでした。(無印MEDIAS→MEDIAS LTEへの移行)

 だから、GoogleアカウントのIDとパスワードを確認しておきましょう。今まで使っていたAndroidでログインすれば、(さらにちゃんと設定してあれば)連絡先も自動的に移行されるし、便利なことがいっぱいです。

料金プランを確認しておこう

 くわしくはこの記事も見ていただけると嬉しいです。

 契約時に永遠と聞かされる、料金プランの話はきっぱり「はい、これでお願いします(キリッ」と言えば終わります。もちろんちょっと気になる方は色々質問する方がいいです。そうでなく、端末をいち早く触りたい方は決めておきましょう。

 ドコモのXi料金体系はこちらからご覧ください。

本人確認書類の用意


 どんなことでもそうですが、契約時には身分証明書が必要になります。自分はこれをおろそかにしていたせいで、Xperia SO-01Bの購入が1日遅れました。以下にドコモホームページからの抜粋を載せます。

●個人の場合
1つで済むもの

  • 運転免許証(国際運転免許証は除く)
  • 日本国パスポート
  • 住民基本台帳カード(顔写真が掲載されているもの)
  • 身体障がい者手帳(顔写真の欄または顔写真が掲載されているもの)
  • 療育手帳(顔写真の欄または顔写真が掲載されているもの)
  • 精神障がい者保健福祉手帳(顔写真の欄または顔写真が掲載されているもの)

2つセットで必要なもの
『健康保険証』に加えて以下のいずれかのものが必要です。

  • 公共料金領収証
  • クレジットカード
  • 学生証
  • 住民票
  • 外国人登録原票記載事項証明書

※公共料金領収証、住民票、外国人登録原票記載事項証明書は、発行日から3か月以内で、現住所が記載されているもの(「公共料金領収証」は、電気・都市ガス・水道・NTT東日本/NTT西日本の領収印がある領収証、または発行日(口座引落し日)の記載がある口座振替済通知書に限ります)。
※学生証は、「氏名」、「生年月日」、「顔写真」または「現住所」が記載されているもの。
※クレジットカードは、月々のご利用料金をクレジットカードでお支払いになる方で、契約者ご本人名義のもの。

●さらに未成年もしくは契約名義が親や別人な場合
上記証明書のほかに同意書が必要です。
同意書はドコモのカタログに付属しているものかWebからダウンロードできます。

ドコモお客様サポート-本人確認書類より抜粋

つまり、成人で契約名義は自分の場合は、
◎な例)
『運転免許証のみ』
『パスポートのみ』
『保険証+学生証』
がよくある組み合わせだと思います。

 契約名義はちゃんと確認しておきましょう。電話やWeb、毎月もらう請求書or領収書でも確認できます。わけわからなければ、予約のときなどにドコモショップの店員さんに聞きましょう。

 というわけで、今回はアプリ云々じゃなくて、『手続き』的な感じの部分をまとめてみました。ぜひ、参考にしてくださいね!

Xperia GX対応アクセサリー

●Xperia SX関連アクセサリー

●関連書籍

購入直前?:Xperia GXの機能を復習

 Xperia GXの紹介動画がソニーモバイルから公開されました。そろそろ発売なんですかね。この際ですので、注目機能をもう一度おさらいしておきます。

◆Innovation編 ≪新機能紹介≫

◆Identity編 ≪デザインや特徴≫

◆Advantage編 ≪基本機能の紹介≫

(超個人的な)注目機能をピックアップ

●フェイスアンロック

 Xperia独自機能ではありません。インカメラがついているAndroid 4.0機ならほとんどについている機能です。でもやっぱり楽しみですよね。演劇部の後輩に画面に付着した指紋でロックパターンを見破られたことがあるので、これならなんとかなりそうです。

●ステータスバーの追加

 シャープ製に代表される日本のAndroidスマホは通知領域(画面上部を下にフリックすると出るところ)にはWiFiのON/OFやGPSのON/OFFなどができるようになっていました。Xperiaは今まで何にも表示されませんでしたが、Android 4.0のXperiaではそれが出来るようになっています。今まではウィジェットで対応していましたが、こちらの方がホーム画面に戻る必要がないので便利です。

●323ppiの高密度HD液晶

 機能というより特徴。iPhone 4/4SのRetinaディスプレーは326ppi。3ppiほど差がありますが、ほぼ同じ密度といっていいでしょう。また、Xperia GXはHD液晶なので、さらに多くの情報を表示できます。

●新しくなった『アルバム』アプリ

 従来のXperiaの『アルバム』アプリは標準のものがベースとなっていましたが、今回は一新。月別、場所別、SNS別で表示できるように。特に場所別はGoogle Map上で表示されるので見応えがあります。旅行に行ったり、近所でランチを撮ってその場所を特定したりなど、色々使えそうです。

●音楽アプリがWalkmanアプリに

 音楽アプリも標準のモノをベースにしたものから『Walkman』アプリと名前を変えて一新。ソニーらしい音のこだわりが体感できるアプリになっているようです。まさにソニーエリクソンからソニーモバイルに変わった出来事です。

 ちなみに、前回の記事でさんざん比較したXperia SXも画面解像度以外の機能は備わっています。

■関連書籍

Xperia GXを選ぶ5つの理由。GX vs SX


 Xperia GX予約きっかけの記事第2弾。前回、『なんでXperia ray使ってるのにGXを選んだのさ』という疑問を棚にあげていたので、今回はその辺を細かく。

まずはスペックを比較してみよう。

【凡例】名称 GX/SX

  • カラバリ 白、黒/白、黒、橙、桃
  • 発売時期 7月/8月
  • 本体サイズ 69(W)×11.6(D)×131(H)mm/54(W)×9.4(D)×115(H)mm
  • 重量 約127g/約95g
  • 液晶サイズ 4.6インチ/3.7インチ
  • 解像度 720×1280(HD)/540×960(qHD)
  • CPU MSM8960(1.5GHz、デュアルコア)【共通】
  • 通信方式 LTE(Xi)/3G(FOMA)
  • OS Android 4.0【共通】
  • メモリー(RAM) 1GB【共通】
  • 内蔵ストレージ 16GB/8GB
  • カメラ画素数 1300万画素/810万画素【どちらも裏面照射型CMOS】
  • インカメラ画素数 130万画素/31万画素
  • 電池容量 1700mAh/1500mAh
  • Felica 有り【共通】
  • 赤外線 無し/有り
  • ワンセグ 無し/有り
  • 防水 無し【共通】

 大きな違いは、【大きさ&軽量】と【日本向け機能】。どちらもXperia SXが優れています。ここがXperia SXが人気の理由ですね。「小さいのに(防水以外)全部入り!」って訳ですね。

では、何故Xperia GXを選ぶ?

 
 理由は全部で5つ。

■Xi端末なので電池を多く

 大は小を兼ねる。サイズが大きい分、電池も大容量のものが採用されています(わずか200mAhですが)。Xperia初のXi端末。やっぱり電池の保ちが心配です。CPUがLTEに特化した最新の『MSM8960』が採用されているので、Optimus LTEなどの2012年春モデルと比べて消費電力は改善されているかもですが。

■内蔵ストレージが2倍も違う

 内蔵ストレージ。こちらは断然大いに越したことはありません。2011年Xperiaシリーズの悲劇を忘れません。(まあ、この原因はメモリー(RAM)っぽいので特に意味なしですが)

■カメラの画素数

 画素数の桁が違います。もちろん画素数が良いからと行って必ずしも良い写真が撮れるとは限りませんが。やっぱり良い方が欲しいなぁと思います。そして、インカメラの画素数も気になります。どちらもAndroid 4.0でフェイスアンロックに対応していますが、やっぱり画素の良いカメラの方が今後の性能に関わってきそうです。実際、Nexus Sはインカメラの画素数が低いばっかりに、4.0へ更新されたもののフェイスアンロック非対応です。

■画面解像度がHD

 画面サイズが違いますが、やっぱり解像度も大きい方が良い。胸を張ってHD液晶なんだ!って言いたくなります。せっかくいいカメラで撮った写真なんだから、良い画面でみたいところ。画面が広く、解像度が高いほうが、一度に表示できる情報量も断然違いますしね。

■無駄なモノはいらない

 正直、自分にとって『おサイフケータイ』以外の日本向け機能は要らない気がします。『赤外線』は2010年4月に『Xperia SO-01B』に変えてからまったく困っていません。だいたい、データを送るために端末を一定時間固定するなんて全然スマートではないと思います。『ワンセグ』はそもそも外でテレビをみたいと思いません。画質も悪い。実況性のある番組じゃないと使わないかな。そして、自分はそんな番組をあまり見ません。

まとめ

 以上の理由で、自分はXperia GXを選択。【日本向け機能を重視しない】かつ【ハイスペックを好む】方はぜひ検討すべきだと思う。

 スペックは求めすぎても意味は無い、という気がします。もちろんそうです。正直スマホにクアッドコアなんて要らないと思っています。それでも、今後のAndroidの更新を考えると、よりよいスペックを選んだ方がいいと思われます。そういう意味ではメモリー(RAM)が2GBのGALAXY S IIIが将来有望です。

 脱線しましたが、つまり何がいいたいかというと。今後はスペックと好みのバランスをうまくとったほうがいいということです。5つの理由には書きませんでしたが、Xperia arcから受け継いだ『アークデザイン』も割と決定打だったりします。

 次はできれば、じゃあ『夏モデルでXperiaを選ぶの?』あたりを書いていきたいと思います。

■Xperia GX対応アクセサリー

■関連書籍