8/18 SF映画ラッシュ

ここ数日、夜作業のお供はSF映画でした。

まず、観たのが、

メン・イン・ブラックこと、MIBの第1弾と第2弾。

家にDVDがあったような気がしたのですが、
前々から気になっていたiTunesの映画レンタルを試してみました。

MIB(1)の方は「今日の映画」という期間限定のセール対象作品だったため、
レンタル(SD画質)がたった100円でした。

しかし、ここで落とし穴が。
なんと「セール対象やっほーい!」と思って買ったら字幕版だったため、作業に集中できない!という事態。
DVDで観る場合は、ディスク内で吹き替え・字幕が切り替えられますよね。
iTunesレンタルの場合は後から変えられないので注意が必要なようです。
というか、ちゃんと確認して「購入」ボタンを押せよ、という話です。

そして、反省してMIB2(SD画質)はきっちり吹き替え版。
お値段は300円。

HD画質にしても100円アップの400円なのですが、パソコンで作業しながら観る程度なら十分です。
Apple TVを使ったり、がっつり映画を楽しみたい人はHD画質の方をもちろんおすすめします。

TSUTAYAとかのレンタル業者がいない場合とか、Macbook AirやiPadなどのそもそもディスクドライブがついていない機種を持っている場合、iTunesの映画レンタル、なかなか便利です。

さて、続きましては、

トム・クルーズ主演マイノリティ・リポートをDVDで鑑賞。

メインのストーリーである未来予知というのも十分そそられるのですが、
網膜認証を利用した広告や
立体映像照射装置などなど
細かい設定がしっかりとした世界観を演出してます。

トム・クルーズが使っていた捜査用のガラスのパソコンは
よく未来のPCとして例に挙げられることが多いですよね。

そして、

キアヌ・リーブス主演、怒濤のマトリックス3連続。

第1作が1999年、第2作・第3作目が2003年に公開されたなんて未だに信じられません。
5年以上たった今でも面白く見応えのある映画でした。

お気に入りのシーンはリローデッドのネオとアーキテクトが邂逅するところです。
あのテレビがずらーって並んだ演出とアーキテクトのようなキャラクターが大好きです。

最後に、

バック・トゥー・ザ・フューチャー パート1です。
まさしく原点回帰。SFコメディの金字塔ですよね。

『第3弾まである作品は3作目が一番駄作』
と、巷で言う人もいますが、このシリーズはどれも等しくお気に入りです。

色々見せ場はあるけれど、
やっぱり最後のパート2につながる
未来からのドクの帰還〜デロリアン浮上までが大好きです。

というか、1回の時間転移毎にプルトニウム補給が必要だったのに、
Mr.Fusionでゴミをぶち込むだけでokっていうのは、
デロリアンが空を飛んじゃうことより衝撃的ですよね。

そんな感じで大好きなSF映画をジェットコースターのように、観ていきました。
それで夜中の作業が進んだかというと、、それはつっこまないお約束です。

『青い宇宙の冒険』

作家の小松左京といえば、やはり一番有名なのは『日本沈没』だろうか。
いや、ひねくれた人は『日本以外全部沈没』と言うかもしれないが、それは筒井さんのパロディなので。

いきなりなんだ、というと。

asahi.com(朝日新聞社):小松左京さんが死去 「日本沈没」「復活の日」 – おくやみ・訃報
http://www.asahi.com/obituaries/update/0728/OSK201107280178.html

その小松左京さんが一昨日2011年7月26日に亡くなられた。

熱狂的なファン!というわけではないけれど、
小松左京さんの作品には思い出があります。

自分にとって、読書は大切な趣味の一つです。

現代文学、近代文学、エッセイ、フィクション、
古典以外は好き嫌いなく、意識せずに読んでいることが多い。
それは小学校の頃からそんな調子だったと思います。

といっても、やはりその時の自分の中での「流行」というのはあって、
ちょうど中学の時に、小松左京さんの「さよならジュピター」などのSFにはまったのを今でも覚えています。

「さよならジュピター」は中身の濃い、ハードなSFですが、
その頃最も好きだったのはSFというよりも「ジュブナイル」に分類されるものだったのかもしれないです。
このジュブナイルに代表されるのは、眉村卓著の「謎の転校生」「ねじれた町」「ねらわれた学園」などで、今でもわくわくするような内容です。

今回タイトルに挙げた『青い宇宙の冒険』は小松左京著のジュブナイル。

普通の日常から、ほんの些細な謎ときっかけで、
主人公は宇宙規模の活躍をし、何もなかったかのように日常に戻る。
けれど、主人公はその希有な経験によって一段と成長している。
という、ジュブナイルの特徴的な展開が、小松左京作品らしく綿密に描かれています。

僕が手にしたのは講談社の児童書文庫シリーズ「青い鳥文庫」のSFものを取り扱った「青い鳥文庫fシリーズ」のものでしたので、小学生にも読める文体で書かれています。

大学生になった今。
ちょっと昔を懐かしむ感じで、また読んでみたいと思います。

皆様も是非、この機会に是非読んでみて下さい。