新Nexus7、買いたくなる理由と逆の理由

新Nexus7での日本発売が発表されましたね。自分は2012年発売の旧Nexus7を使っているわけですが、個人的に気になるところをピックアップしてみました。

●買いたくなる理由

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・WUXGA解像度が魅力! 電子書籍的な意味で
 1年前から結構電子書籍を読むことにしてます。買っているのはコミックが多いです。そうするとやっぱり解像度が気になるわけです。旧Nexus7でもiPad miniに比べればまだ読める方なのですが、高いことにこしたことはありません。

・非接触充電“Qi”に対応
 が、バッテリーチャージャーは持っていないのですが。充電を忘れがちな自分なので、置いておくだけで充電されるのは魅力的です。充電速度が遅いと言われますが、充電タイミングは寝るときなのでそんなに問題ではないと思われます。

・500万画素背面カメラがある
 大していいカメラではないのですが、あるとないとでは違います。カメラ必須のアプリとかが使えるようになりますし、メモ程度の写真なら大丈夫そうです。

●躊躇してしまう理由

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・ちょっと値段高い?
 性能強化と円安的な効果か意外に高いです。最低性能構成の16GB WiFi版で2万7800円です。いや、旧モデルが安すぎたという感じもします。

・LTE版はテザリングが使えるのか?
 旧Nexus7でしてやられたのですが、日本で販売されていた3G版はテザリングができないようになっていました。LTE版も同じ仕様になっていたら魅力が半減ですね。。。

・SlimPortのために新しいコードが必要
 新Nexus7は外部映像出力として、SlimPortに対応しています。MHLより汎用性のある規格ですが、いかんせんまだ広まっていません。MHLで環境を構築している人は再びコードを買い直す必要があります。

 という感じです。やばいほど金欠なのでおそらくすぐには買わないでしょうが、みなさまの何かの参考になればと思います。

●Amazonで購入

●ビックカメラで購入
・Nexus7 2013 32GB LTE版
・Nexus7 2013 32GB WiFi版
・Nexus7 2013 16GB WiFi版

ASUS Pad TF700Tレビュー:JellyBeanの新フレーバーAndroid 4.2到来

TF700T_4_2-1 1920×1200ドット表示が魅力な『ASUS Pad TF700T』についにAndroid 4.2(JellyBean)へアップデートされました。TF700Tはもとは4.0(Ice Cream Sandwich)でしたが、4.0→4.1→4.2と着実に新バージョンに対応してきた製品です。

TF700T_4_2-2 アップデート後のバージョンは“Android 4.2.1”です。

TF700T_4_2-3 スクリーンセーバーに対応。ASUSオリジナルからAndroidデフォルト、カレントアプリの機能などを設定可能。

TF700T_4_2-4 ロック画面のウィジェット表示。対応ウィジェットはまだ限られていますが、
Google Nowのウィジェットとはかなり相性がいいですね。またロック画面からロック画面のみの壁紙を変更できます。

TF700T_4_2-5 タブレットユーザーにはうれしいマルチユーザー機能も追加。個人で使う場合も、仕事用、プライベート用などと使い分けるのも良さそうですね。

 動作に関しては、前バージョンの4.1からはあまり変わりません。ひっかかりが少しありますが、これは入れているアプリのせいかもしれません、一度初期化してみたら変わりますかね。あとはウィジェットのデザインもPadFoneなど、最新のASUS製品に採用されているものになっていました。

 これからも、まだまだ使い続けられそうです。

ASUS Pad TF700Tレビュー:Android 4.1(Jelly Bean)にアップデート。延期後、突然の再開?

 一時停止していた『ASUS Pad TF700T』のアップデートが来ていたので、更新を実行してみました。

そもそも10/12に実施予定だった

 ASUS Padの4.1更新は旧モデルの『TF300T』といっしょにそもそも10月12日に行われる予定でしたが、不具合があったらしく『TF700T』のアップデートは延期扱いになっていました。(該当ニュースリリース

 本来ならばASUSのホームページに再開した旨のリリースがあってもおかしくないのですが、現時点ではありません。なので、自分としてはかなり寝耳に水。「気まぐれに開いてみたらなんか来てた」といった具合です。

ファームウェアなど詳細

 それではアップデート恒例、ファームウェアのバージョンやビルド番号を確認してみます。

[更新前] → [更新後]
■Androidバージョン
4.0.3 → 4.1.1

■GPSバージョン
V6.9.19 → V7.9.11

■Wi-Fiバージョン
V6.2.1.40 → V7.2.0.24

■Bluetoothバージョン
V9.37 → V10.31

■カーネルバージョン
2.6.39.4 android@Mercury #1
→3.1.10 android@Venus)) #1 SMP PREEMPT Fri Oct 12 15:40:16 CST 2012

■ビルド番号
記述なし → JRO03C.JP_epad-10.4.4.18-20121012

 ビルド番号を見ると配信予定だった10月12日のもののような気がするのですが気のせいですかね。何かしら不具合があったものが間違えて配信されたのだとしたらイヤだなぁ……などと思っています。

Google Now

 4.1は4.0と比べて目立った新機能は少ないのですが、そのうちのひとつが『Google Now』。こちらは新機能というより、新サービスといったニュアンスの方が正しい気はします。

公式ページ(英語)のトップには、

Google Now gets you just the right information at just the right time.

とあります。つまり、「そのとき必要であろう情報を与えてくれる機能」、「Google検索をより見やすく分かりやすくしてくれた形」といった具合に解釈できると思います。

 一部では、iPhoneの音声アシスタント機能『Siri』の対抗のような書かれ方をされていますが、必要な情報を分かりやすく教えてくれるのは共通ですが、Siriは擬人化に似たUIを備える一方、Google NowはGoogle検索の拡張といった形態です。

 現在使っている具体的な機能は、『現在位置の天気の通知』、『現在地から自宅/勤務先までの所要時間』、『次の予定の通知』です。まだ、便利な使い方を見つけられていないので、今後どんどん使い倒してみたいと思います。

通知領域の機能拡張

 今までもGoogle Play Musicやプリインストールの音楽アプリでは、通知領域で再生/一時停止などが行えました。これからはほかのアプリでも通知領域上でそのような操作ができます。

 例えば、スクリーンショットを撮ると、上の画像のように撮ったスクリーンショットのサムネイルが表示され、共有ボタンから一発でほかのアプリへデータをわたすことができます。

 ほかにも、Gmailの受信通知ではピンチイン・ピンチアウトでメールのサマリーを読むことができたり、地味だけど便利な機能追加になっています。今後4.1の端末が増えれば、サードパーティー製のアプリもきっと対応していくと思われます。

そのほか

 前述の通り、Android 4.0(Ice Cream Sandwich)から4.1(Jelly Bean)へのアップデートは、2.3(Gingerbread)から4.0へのアップデートに比べ、見た目や派手な機能追加はありません。

 ですが、Google自身が『Project Butter』と呼んでいる、より体感的な動作を改善する試みが4.1へ施されており、4.0と比べてかなりヌルサクに動きます。特に画面変異のアニメーションはかなり見応えがあります。

 あと、Google Playでのアプリ更新時に差分アップデートにも対応し、より無駄を省いているなど、小数点第1位に1を足したということからもうかがえるとおり、4.1は4.0のマイナーアップデートのようです。もちろん、かなり有効的な。

 結構高いお金を出して買ったASUS Pad。初の4.1搭載タブレットである『NEXUS 7』の製造元が同じASUSであることから、アップデートの期待はもちろんしていたのですが、年内に更新が来るとは思いませんでした。

 そこはキャリアとの調整のある日本のスマホやタブレットとはフットワークの軽さが違うのだと、改めて実感しました。

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ASUS Pad TF700Tレビュー:ScanSnap S1100と使ってみた


 最強キーボード付きタブレット『ASUS Pad TF700T』のレビュー第2弾です。今回はPC用ポータブルスキャナー『ScanSnap S1100』とつないで使えるか試してみました。

 もちろん動作保証外なので、個人の責任の範疇という点にはご注意ください。

使うアプリは

 まずは準備ということで、Google Playから『ScanSnap Manager for ARROWS』をダウンロードします。

 これはScanSnapの販売元が公式に提供している『ARROWS Tab』専用のアプリです。ですが、ほかのAndroid 3.1以上の端末にもダウンロード可能となっています。(ダイアログが正しければ、『Xperia GX SO-04D』にもダウンロードできるみたです。ゴクリ。。。)

ScanSnap Manager for ARROWS(Android)をGoogle Playでダウンロード
ANDROID APP ON Google Play

起動してみた!

 インストールが完了したら、さっそく起動。アプリによってはインストールまでできても、起動後に機種やスペックを判定したりするのでヒヤヒヤです。

 無事、起動はできているようです。

S1100を接続!

 つなげてみて、S1100の前面カバーを開けると。。。無事、スイッチが光りました!

 原稿を差し込むと、PCのときと同じようにちゃんとセットされます。ここまで来ればひと安心。きちんと認識&通電しているようですね。

読み込み後の動作

 S1100はPC版でもそうですが、基本的にさきほどの光っていたスイッチを押して操作します。スイッチを押さずに原稿を入れれば続けてスキャンします。逆に、スイッチを押せば読み込み終了となります。

 読み込んだ画像はJPEG画像として端末内に保存されます。デフォルトでは“Picturesフォルダー”に入るようですね。

 なお、設定画面ではさきほどの保存先、読み取りごとのサブフォルダー作成の有無、ファイル名、原稿サイズ(自動認識かA4)、ギャラリーアプリの自動起動の有無が設定可能でした。

まとめ

 USB給電だけで動くS1100と、バッテリー容量の大きいTF700T。持ち運ぶにはピッタリの組み合わせ。ちょっと取材や会議に行くときなど、荷物を軽く出来ます。

 個人的には ちゃんと動いて感激です! ただでさえ見た目がPCのようなTF700Tが、どんどんPCに近くなっていくようです。

 また、新しいハードウェアを買うことなく、今まで使っていた製品をそのまま流用できるのも◎。やっぱり、新製品を買うのはお金がかかりますし、何よりもったいないという気持ちがありますからね。一応。

 今後もTF700Tで使える面白い周辺機器があれば、紹介していきたいと思います!

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ASUS Pad TF700Tレビュー:キーボードドック

 ハイスペック変態変形タブレット、ASUS Pad TF700Tレビュー第1弾。

 今回は見た目の最大の特徴であるキーボードドックの機能について。

電池内蔵のQWERTY方式のキーボード

 やっぱり文章をたくさん扱う人となるとハードウェアキーボードは手放せません。ですが、これ。ただのキーボードではありません。中に電池が内蔵されており、接続すると約14時間まで駆動が可能になります。

 接続しておくと、通知領域に情報が表示されます。残量はキーボードドック側のも表示されます。

特殊キーが便利!

 さすが、純正キーボード。Androidを便利に使う特殊キーが便利です。
 まずは、ホームキーと検索キー。ソフトウェアキーが採用され始めたAndroidは、検索キーの設置を推奨していませんが、これが割と便利。ブラウザーやGmailアプリなど、検索キーを押せば、カーソルがエンターエリアに入った状態で検索パーツが表示されるので、そのまま文字をキーボードで入力できるわけです。

 続いては、一般のキーボードでいう『F1』〜『F12』のキーがあるところの説明。
 左から、バックキー、WiFiスイッチ、Bluetoothスイッチ、タッチパッドON/OFF、画面の明るさ関連、スクリーンショット撮影キー、ブラウザ起動キー。

 ブログをやっている身としては、スクリーンショットをボタンひとつで出来るのは嬉しいです。

 隣に続くのは設定画面表示キー、音楽再生関連キー、音量関連スイッチ、ロック&解除キーです。

 こちらもさきほどと同じような意味で便利な設定画面表示キーがうれしいところ。また、ロック&解除キーは画面ON時にはOFFに、ロック画面ではロック解除の役割をはたします。画面OFF時には何の役にも立たないのは残念なところ。

USBポートやSDカードスロットも付属

 キーボードドックにはUSBポートがついており、USBメモリーなどの記録媒体を読み込んだり、Androidに対応している周辺機器を使えます。しかも、スマホなどを接続すれば充電もできるので、もしものときに役に立ちます。

 SDカードスロットも付属。ミニやマイクロじゃない普通のSDカードを挿せます。実際に挿してみると。
 通知領域に認識した旨が表示されます。
 プリインストールされている『ファイルマネージャー』でしっかり中身を閲覧できます。

 TF700Tの超キレイな画面で一眼レフの写真を見ると圧巻です。しかも、視野角の広いIPS液晶のおかげで、家族など複数人でいっしょに見られるのは嬉しいところ。

 使い終わったらPCからUSBメモリーを外すときのように、取り外し処理をしましょう。さきほどの、通知領域の右端のアイコンをタップすれば、
 「外付けストレージは安全に取り外せました。」と表示されて完了です。

 ちなみに、執筆時に気づいたのですが、DropboxのインスタントカメラアップロードをONにしておくと、SDカード内の新着画像も自動でアップしてくれるようです。なおさら、カメラユーザーにはおすすめしたくなってきました。

 次は、ちょっと立ち返って基本性能あたりのところを取り上げたいと思います。みなさま、おまちかね、クアッドコアCPU、NVIDIAのTegra3。しかも、現時点での最高値のクロック数1.7GHzの恩恵がきちんと受けられるか! 確認してみたいと思います。

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ASUS Pad TF700Tを購入しました。


 ついでに色々買ったのですが。
 Android 4.0搭載、現状の最強のタブレットです。

キャッチコピーは

ASUS Transformer Pad Infinity TF700T
感動の続きを、フルHDで。
タブレットの楽しさ、無限大。

注目すべきスペックは

  • 1,920×1,200ドット表示の10.1型ワイドLED Super IPS+液晶
  • クアッドコアCPUのNVIDIA Tegra 3
  • タブレット部分の厚さは8.5mm
  • モバイルキーボードドックと合体
  • キーボードドックと使うと最長約14時間のバッテリー駆動

 なにげにカメラもまともな裏面照射型CMOSの800万画素、F値2.2のレンズのものを搭載。タブレットで写真を撮ることも『できる』というのは重要なことです。

 今後使っていった感想などをアップしていきます。タグは“ASUS”でまとめていきますので、よろしくお願いします。