「IoTが来る!」と言われていく数年。個人の範囲では、徐々に波が来ているのかな、と感じているスマートホームについて、我が家では「無理しない程度に」進めていこうとしています。

無理のない範囲とは。まだ使える家電があるのに、「スマートホームにしたいから」という理由で買い換えないという感じです。とはいえ、家で使っている物が壊れたら「常識的な価格なら」買い換えようというふうに決めてます(勝手に)。

蛍光灯が(うれしいことに)切れてしまいました。

さて、そんな中、仕事部屋のシーリングライトとして活躍していた蛍光灯がきれてしまったので、ならばいっそ、ということで、LEDライトに買い換えてみました。白羽の矢が立ったのはアイリスオーヤマの「CL8DL-6.0AIT」です。

Amazonのレビューはやや荒れ気味だったが……自分は満足

アイリスオーヤマの「CL8DL-6.0AIT」

自分はビックカメラで買いましたが(LINE PayのPayトクキャンペーンにのるため)、Amazonで事前に下調べをしていました。

価格は1万5000円〜1万1000円程度。暖色〜白色の範囲での11段階の調色と、10段階の調光が可能。スマートアシスタントは、Googleアシスタント、Amazon Alexa、そして連携機能としてはIFTTTが利用できるといったスペック。我が家はGoogle HomeもAmazon Echoも稼働中なので、ほぼほぼピッタリの仕様です。

少し気になっていたのは、Amazonのレビュー。2019年6月8日現在では星4.1の評価ですが、なぜかトップには「チカチカする」「リモコンがすぐ壊れる」などの安かろう悪かろうのコメントが多く、やや不安に感じていました。

結論から言うと、我が家ではやや気になる点はあるもののほぼ問題なく稼働しており、満足度は非常に高いです。リモコンについては「そもそもスマートスピーカーから動かす」という前提で買っているので、最初のセットアップ以外では使っていません。

物理的なセットアップは簡単

箱から出した時の説明書と本体。

いままで「Philips Hue」のような小型の電球は買ったことがありましたが、シーリングライトのような大型の照明器具を買ったのは初めてです。ただ、幸いなことに自宅のマンションの照明はシンプルな形のローゼット(配線器具)だったので、取り付けはカンタン。

本体を取り付けて、シェードを取り付けて、電気を通せばとりあえずライトとしてすぐに稼働しました。

IRIS SmartLFアプリを活用。

その後、自宅のネットワークの接続→各種プラットフォームへの機器認証と進めていくわけですが、説明書も豊富に入っていますし、機器認証なんかはアプリを入れてしまえば、スマホの画面に出ているとおりに進めていけばよかったので、自分のような家電初心者にも安心です。

ただ、もちろんスマートホーム(IoT)機器なので、家のWi-FiのSSIDやパスワードが必要となります。カンタン接続機能などはないので、そのあたりの設定をきちんと理解できている人でないと難しいでしょう。

キチンと部屋を設定するとスマートスピーカーの位置と連動

Googleアシスタントと連携処理をしているところ。どうやらアイリスオーヤマはソフトバンク系の「+Style」と同じく、Tuyaのプラットフォームを採用して、スマートホーム機器をリリースしているようですね。

いままで我が家のスマートスピーカーで操作できる照明器具は寝室のHueだけでした。しかし、今回アイリスオーヤマのシーリングライトを追加したことで以下の組み合わせでの設置になりました。

  • 寝室:「Google Home Mini」+「Philips Hue」
  • 仕事部屋:「LF-S50G」+「CL8DL-6.0AIT」

この構成は、スマートフォンアプリ「Google Home」でセットアップしています。その結果、以下の様にスマートスピーカーの場所とライトの場所が連動できるようになりました。

  • 仕事部屋のスマートスピーカーに「ライトを消して」と言うと「CL8DL-6.0AIT」が消える
  • 仕事部屋のスマートスピーカーに「寝室のライトを消して」と言うと「Philips Hue」が消える
  • 寝室のスマートスピーカーに「ライトを消して」と言うと「Philips Hue」が消える
  • 寝室のスマートスピーカーに「仕事部屋のライトを消して」と言うと「CL8DL-6.0AIT」が消える

これは以外と重要なことだと個人的には考えています。例えば、キッチンだけにスマートスピーカーを置いている場合で、声だけで仕事部屋の家電を操作しようと思うと、そのためだけにキッチンに行く必要や声を張り上げる必要があります。これは全然スマートではありません。

GoogleであればGoogle Home Miniが6480円、Amazonであれば「Echo Dot」が5980円で買えるのですから、部屋に1台そっと置いておくだけでこの環境をつくれます(量販店などのキャンペーンを狙って安く買うのもいいですね)。

左がGoogle Homeアプリから見た仕事部屋の様子。右がAlexaアプリから見た仕事部屋の様子。(※原稿執筆時点、こたつはオフラインになっています)

ちなみに、照明器具の操作に関しては、AmazonよりGoogleの方が使いやすいです。何故ならばGoogleアシスタントは「ライトを消して/つけて」だけではなく「電気を消して/つけて」でも照明器具の操作だと認識してくれていますが、本原稿執筆時点ではAmazon Alexaは「電気を消して/つけて」では「その名前のデバイスが見つかりませんでした」とエラーを吐き出してしまうからです。

まあ、おとなしく「ライト」と言えば良いのですが、どっちも対応してくれていた方が、ストレスは少ないですよね。

気になるのは、消えるときのフェードの甘さと5GHz帯非対応

とはいえ、大きな不満なく使えています。

では、不満点は1つもないのかと言われるとそうでもありません。個人的には致命的とは思えないものの2つ改善点があるように感じました。

1つは消えるときのフェードの甘さです。ライトを消すときにだんだんと暗くなって消えるわけでも、突然カチッと消えるわけでもない、その途中のような消え方をするのです。このあたりは気になる人は気になるという具合ではないでしょうか。

もう1つは、5GHz帯に非対応という点です。正直に言うと、アイリスオーヤマに限らず、現状あるスマートホーム機器の割と多くが2.4GHzのみ(IEEE802.11 b/g/n)の対応に留まっています。

家のさまざまな場所でつなげるため、速度はそんなには必要としないという意味では2.4GHzの対応で十分だとは思いますが、速度や干渉などの関係上でなるべく5GHzに固定しているという家の場合は、スマートホームを入れようという選択肢がなくなってしまうでしょう。このあたりは、今後課題になってくるのではないかと感じました。

とはいえ、我が家は2.4GHz帯も実際ほかの機器で使っていますし、前述のとおり全体的な満足度は非常に高いです。もし、シーリングライトの買い替えを検討していて、スマートホーム化に興味のある方は一考の価値ありです。

GoogleやAmazon Echoで操作できるアイリスオーヤマのシーリングライトを買ってみた

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